脳卒中の初期対応

urasoe99

2012年11月09日 11:42

 最近のドクターカーの活動例です。

 自宅で倒れて脳卒中が疑われる患者さんに宜野湾消防本部よりドクターカーの出動要請が入りました。

 出動はY医師、I医師、M看護師。

 現場が病院より遠い場所であるためドッキング方式を選択し、ドッキングポイントは宜野湾消防本署となりました。

 

 救急車、ドクターカーはほぼ同時に消防本部へ到着。そこで医師らが救急車に乗り込み診察開始となりました。つまり、救命センターに到着したのと同等の治療がここから開始されたのです。



 ドクターカー、ドクターヘリの最大の目的は、「早く病院に搬送すること」ではなく、

 「病気や事故が起きてから、治療開始までの時間を早くすること」

 です。

 今回も病院にそのまま搬入されるよりもおそらく10分以上は医師や看護師による診察、治療が早くなったものと思われます。

 

 宜野湾消防本部の救急隊員の方々は、ドクターカーやドクターヘリの役割を非常によく理解している方が多いです。

 我々もそのご期待に沿えるよう、患者さんのために、これからもよりよい活動が行えるよう頑張ってまいります!